訪問診療|芦屋まつおクリニック|阪急芦屋川駅の内科・糖尿病科・内分泌代謝科

〒659-0083 兵庫県芦屋市西山町11-18 CH.158 201号
0797-32-5070
WEB予約 インフルエンザ問診票
ヘッダー画像

訪問診療

訪問診療|芦屋まつおクリニック|阪急芦屋川駅の内科・糖尿病科・内分泌代謝科

当院における
訪問診療について

訪問診療とは

訪問診療とは、病院へ通院することが困難な患者様に対し、医師が定期的・計画的に自宅を訪問して診療を行うものです。かかりつけ医として普段から定期的に診療をさせていただくことで、いつものようすや変化の兆候を把握できるため、急な病状変化のときも、患者様やご家族様の希望に沿って対応することができます。

当院の考え

当院は、人生の最終段階においても、患者さまとご家族が安心してその人らしい時間を過ごせるように支える医療を目指しています。
治療やケアの選択について不安や疑問がある場合は、どんな小さなことでも構いません。お気軽に私たちにご相談ください。

対象となる方

  • 病気や障害などで、定期的な通院が困難な方
  • 脳梗塞の後遺症や神経難病などにより日常生活動作に支障のある方
  • 認知症に対する医療的アドバイスを必要とされる方
  • 退院後のケアを必要とされる方
  • 排尿・排便の医療的管理(カテーテルなど)を必要とされる方 など

当院の在宅医療について

訪問頻度

患者様の状態によって月1~2回、ご自宅に訪問いたします。
なお、状態が不安定な患者様やご希望によっては月に3回以上の訪問診療を行うこともございます。

在宅でできる検査

【ご自宅で受けられる検査】
  • 血液検査や各種細菌学検査
  • インフルエンザや新型コロナなどの感染症の検査
  • 尿検査
  • 超音波検査

自宅で可能な処置

  • 胃ろうや経鼻経管栄養
  • 在宅中心静脈栄養
  • 在宅自己注射
  • 在宅酸素療法
  • 膀胱留置カテーテル
  • 褥創管理
  • など

※詳細につきましてはご相談ください。

受け取られる薬局を事前にお伺いいたします。確認後は当院と薬局にてやりとりさせていただきます。
なお、配達を希望される場合は、事前に薬局に配達可能かご確認ください。

緊急時の対応

当院は24時間体制で緊急時も対応しております。
また、訪問看護に来ていただいている患者様につきましては、訪問看護師と連携して緊急時の対応をいたします。緊急時の連絡先につきましては訪問診療の開始時にお伝えいたします。

地域との連携

ご自宅でより良い療養生活を送るためには多くの方の支援が必要です。ケアマネジャー、看護師、介護士、各種療法士、クリニック、病院などと密接に連携を図り、患者様が最適な医療を受け、安心して過ごしていただけるように努めます。

訪問診療に係る費用について

訪問診療に係る費用の目安

訪問診療に係る費用として医療費(医療保険や公的な医療保険制度)および居宅療養管理指導(介護保険)があります。どちらも各保険証の自己負担額のお支払いとなり、月単位でのご請求となります。
医療費に関しましては、1割負担の方でおおよそ6,000円前後となります。
ただし、生活する場所がご自宅か施設であるか、お体の状態、などによって費用は異なります。また、処置や検査、往診等を行った場合は別途費用がかかる場合がありますので、個別の費用額については別途ご説明いたします。

訪問診療に係る費用と支払方法

毎月15日までに前月分の請求書を手渡しもしくは郵送させていただきます。(通常、前月分の請求書と前々月分の領収書を一緒にお渡しさせていただきます。)

支払方法は、以下の3つの方法となります。

  1. 当院窓口(現金・クレジットカード等でお支払いが可能です。)
  2. 銀行振込(振込手数料は患者様側のご負担となります。)
  3. 医師訪問時に現金でのお支払い

適切な意思決定支援
に関する指針

1.人生の最終段階に向き合う医療と私たちの考え方

芦屋まつおクリニックでは、「ご自宅でその人らしく安心して過ごせる時間」を大切にしながら、訪問診療を行っています。
病気の進行や加齢などにより通院が難しくなったときも、ご自宅で適切な医療・ケアを受けながら、できるだけ穏やかに生活していただけるようサポートいたします。

2.私たちが大切にしていること

患者さまご本人の意思を尊重します

医療やケアの内容について、医師やスタッフが丁寧に説明し、患者さま・ご家族と一緒に納得のいく方針を話し合って決めていきます。

「今の気持ち」を大切にします

病状やお気持ちは時間とともに変わるものです。そのため、私たちは一度きりではなく、何度も話し合いを重ねながら、その時点でのご希望を踏まえて最適な医療を提案します。

ご本人が意思を伝えられないときも支えます

もしもご自身で希望を伝えることが難しくなった場合は、ご家族など信頼できる方と相談し、「患者さまにとって何が一番大切か」を一緒に考えます。

こころとからだ、両方を支える医療を

痛みやつらさの緩和だけでなく、精神的な安心や社会的な支えも含め、トータルなケアを大切にします。

2025年7月1日制定