デジタルツールの活用|芦屋まつおクリニック|阪急芦屋川駅の内科・糖尿病科・内分泌代謝科

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デジタルツールの活用|芦屋まつおクリニック|阪急芦屋川駅の内科・糖尿病科・内分泌代謝科

デジタルツールの活用

糖尿病療養指導士の平田です!先日、東京でのセミナーに参加しました。

内容は、デジタルツールを活用した診療についての講義とディスカッションでした。

当院ではリブレやデクスコムG7を使われている方はおられますが、まだまだシンクヘルスなどのデジタルツールを活用しきれていない現状です。業者さんや他のクリニックさんのご意見をお聞きして、デジタルツールの活用方法を学びたいと思って参加しました!
参加してみてシンクヘルスとソロスマートについて深めることができました。
今まで糖尿病のある方にシンクヘルスを紹介してきましたが、実際には高血圧や脂質異常症の方が多く使われているとのことでした。糖尿病以外の生活習慣病の方にも血圧・体重・食事管理としてもっと紹介していこうと思いました。加えて、シンクヘルス上でのAIによる分析やデクスコムG7との連携についても学びました。また、内閣府の調査ではデジタルツールの活用が60代で80%、 70代で60%とのことで驚きの結果でした。高齢の方には難しいという概念は捨てて、年齢に関わらず患者さんには様々な健康管理ツールがあることを伝えようと思いました。
最後に、ソロスマートについては以前お試しで自分が使ってみたところ、注射した単位とは別の単位が転送されるので使いにくい印象でしたが、誤転送はゆっくり注射することで防げるのと、誤って転送された値でも修正したり注射した履歴として残す患者さんもおられるとのお話もあったため、参考にしたいと思いました。

慢性疾患と共に生きる方がより健康により自分らしく生きていくために私たちができる援助とは、、、新たなデジタルツールの活用もそれぞれの患者さんに合わせた援助に繋がるのかなと思い、今後もいろんな知識・技術を身に着けて患者さんに提供できたらと思います。