ABI検査って何?血圧が高いとどうなるの?
- 2026年3月10日
- お知らせ
看護師の田中です。
少しずつ寒さがやわらぎ、春の気配を感じる季節になってきましたね。
この時期は、気温差が大きく、体調管理が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。季節の変わり目は血圧が変動しやすくなります。
今回は「血圧とABI検査」について書きます。
寒い時期は、血管が収縮するため血圧が高くなりやすく、一方で、暖かい日が増えてくるこの季節は、血圧が変動しやすくなります。そのため、「いつもより血圧が高い」「家と病院では値が違う」と感じることはありませんか。血圧の変動は、血管に負担をかける原因のひとつになり、血圧が高い状態が続くと少しずつ動脈硬化が進んでしまいます。
動脈硬化は、血管が硬くなったり狭くなったりする状態です。自覚症状がないまま進むことが多く、脳梗塞・心筋梗塞・足の血流低下などにつながることがあるため、日頃の血圧管理がとても大切になります。ABI検査は、足の血流や血管の状態を知り、動脈硬化の早期発見につながる大切な検査です。
患者さんから
「ABIってどんな検査ですか?」
「血圧と関係があるのですか?」
とご質問を頂くことがあります。
腕と足の血圧を同時に測り、その比率をみることで、足の血管が狭くなっていないか、つまっていないかを調べ、血管年齢が分かります。
ベッドに横になって受けていただく検査で、血圧測定と同じように、腕と足に血圧計を巻いて測定します。
糖尿病・高血圧・脂質異常症などのある方は、動脈硬化が進みやすいと言われていますが、症状が出ないことも多いため、検査によって早めに気づくことが大切です。血圧をコントロールすることは、血管を守ること健康な体を維持することにつながりますので、気になる方はぜひご相談ください。
